毒にも薬にもなる人生が目標のLeeの「別天地」

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清らかに成熟する術
イベントフライヤー 昨晩、私の大好きなドラァグクイーンで非建築家の
 【ヴィヴィアン佐藤さんのブログ】
 東京ミッドタウンで、日本のモデルの草分け的存在の
 山口小夜子さんの映像イベント・
 『日本が生んだ世界のファッションモデル…世界を陶酔させた
  東洋の粋“小夜子”』
を知り、
 ヴィヴィさんにメールさせていただき、行ってきました。

 資生堂の専属モデルをはじめ、
 1977年にはアメリカ「Newsweek」誌の
 "世界の6人のトップモデル"の1人に選ばれて
 その切れ長の目元を模したマネキンが
 世界中のウインドウに並んだ、というスゴイ女性。
 今回、日本ファッションウィークの映像スペシャルイベントとして
 彼女のファッションショーでの圧倒的な存在感と
 彼女自身の言葉、そして最後のステージングの様子が
 約30分間にわたって上演されました。

私は、山口さんというと、トレードマークのような伏し目がちな印象しかなかったのですが
映像の中の彼女は、とっても瞳の中も綺麗な方
研ぎ澄まされた空気感をもっている方でした。
彼女の肉声も、おそらく私、初めて聞いたんじゃないかな。
新鮮で驚きました。
彼女は自分の着る服にインスパイヤーされ、
デザイナーは彼女からインスパイヤーされる。
70年代当時は、まだハーフモデルや明るい髪の色がもてはやされた時代に
漆黒の黒髪で、東洋の美をまっすぐに世界に知らしめた人。
けして卑屈にならず、ふんぞり返らず、まっすぐと。
歳を重ねても、透きとおるようなそのオーラは変わらなかったようです。
きっと高い美意識を持ちつづけた人なんだろうなぁ。

映像を見ていて、
「清らかであること」「成熟していくこと」って
えてして両立し難いのだけれど
彼女は それができていた、稀有な人だったんだな…と思いました。
軽い気持ちで見始めたんですが
会場が明るくなるころには背筋がのびるような、力づけられているような
不思議な感覚が残りました。。。


帰り際にヴィヴィアンさんに、素敵な機会を与えてくださった御礼を言うと
山口さんとの思い出話を教えてくれた、
「私ね、彼女のウイッグ制作をお手伝いしたことあるんだけど
 その頭皮がとてもあたたかくて驚いたことがあるの。
 ヘンよね、当たり前なんだけど。
 でも、あまりに完璧でサイボーグみたいなのに
 あ、この人とってもあったかいんだって…」。
一昨年の夏に天に召された山口さん、
生前に直接会われたのは、とても羨ましいなぁ~。

「きっと彼女は、月に帰ったのね…」と
ヴィヴィアンさんが ぽつんとおっしゃったのが、とても印象的でした

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