毒にも薬にもなる人生が目標のLeeの「別天地」

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父の還暦祝い
PCのリカバリーなどと同時並行して先月末、
父親の還暦祝いをつつがなく行いました~。
参加者は、父・母・父方の祖母・妹・私。
全員バラバラに暮らしているので、5人集合は久しぶりです。
久しぶりすぎて、ナゴむどころか緊張します(汗)。

食事はフレンチなので、お酒を飲むことを想定して
まずは車でジッカ方面までお迎えを手配。
丁寧そうなMKタクシーが10日前から埋まってたので
がっかりしながらネット検索して、
ボルボの個人タクシーを発見、メールで相談して送迎をお願いする。

それから、食事前に家族で集合写真を撮影するセッティング。
あまりの中の悪さに、妹の成人式以来の家族写真のないわが家(微笑)、
もう最初で最後かもしれないし、ってことで
麻布十番で80年の歴史のある松尾写真館を予約。
ボルボタクシーには撮影の間、外で待っていただいた。

形だけ幸せそうな家族写真を撮ったあと、
ボルボタクシーともう1台のタクシーで
白金台のフレンチ【Quintessence】(カンテサンス)に移動。
ここは私が元上司に聞いて教えてもらった、"ドラマティックなレストラン"。
「食事は15,750円のおまかせコースのみ」
「メニューは白紙で、当日までわからないが
 何から何までおいしくて、美しい」とのこと。
お祝いのことを伝えてあったので、個室に通されて着席。
シャンンペンが運ばれてきて、5人で乾杯した瞬間に
妹が店宛に届けさせた花束をお店の方が持ってきた。
すばらしいタイミングだわ~

食事は品のいい盛り付けながら、一口ごとにおいしく
全部で食事10皿+デザート4皿(!)と、たくさん出てきた。
私と妹はお店の方にお願いして、
料理ごとに合うグラスワインを選んで持ってきていただいた。
これがグラスに半分くらいで、1品食べる頃にちょうど終わる量。
これも味といい量といい すばらしかった
食事がおいしければ、家族もその感想を言ったりしながら会話がつながって
私も一生懸命会話を転がしながら、父を持ち上げたりした。


じつは私が今の業界に入ることを、当初 父は なぜか賛成していなかった。
それは、今ならわかるが、きっと在日コリアンにはなれない職業だと思っていたから。
自らも団塊の世代まっ只中で、就職活動で筆記試験に受かりながら
面談で韓国籍であることが判明した途端、ことごとく落ちてしまった。
その苦い体験について、父は私には一言も話さなかった。
ただただ、難色を示し続けただけだった。
おかげで私は
「父さんは、女の私が この業界に入るのを反対してるんだろうなー」
といった程度にしか思わずに、なんのコネもなく応募して
勢いと運で受かることができた。
もしもあのとき、父が苦い体験を私に語っていたら
私はあそこまで無邪気に自分の夢を追っかけられなかったかもしれない。
今となっては、理由を説明しなかった父に感謝している。


…そんな話も食事の席でした。
父は、 だただ微笑んで、今の私を見ているだけだった。

そんなこんなでたくさんの料理を食べて
約束の時間にボルボタクシーが店の前に迎えに来て、食事会は終わった。
父と母と祖母は 車でジッカ方面へ帰っていった。また3人が同じ町で別々に暮らすために。

3人を見送って、ひと仕事も ふた仕事も終えた気分の私は
残った妹を誘って、バーでお疲れさまワタシ会をした。
撮った家族集合写真は、20日後に現像が出来上がるとのこと。
こういうスローさも、なんだか今はグっとくるね。

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