毒にも薬にもなる人生が目標のLeeの「別天地」

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コーヒーの物語か、物語のコーヒーか
2月某日、
私は学生時代の仲間・影ちゃんのもとを訪ねました。

私たちが出会ったのは、AIESEC(国際経済商学学生協会)という
当時は世界70か国(現在は107か国)、日本の24大学に拠点を置く国際学生組織で
お互いの国にスタディーツアーに行ったら現地の学生がホームステイさせてくれたり
企業での研修生を送りあって現地の学生がサポートしたり、みたいな
地球規模の人間キャッチボール集団、みたいな団体だった
(分かりにくい?)。
私はその中の、某大学で委員長なんかをしていて、
出来杉英才くん影ちゃんは別の大学だったんだけど、よく覚えてて
日本委員会の役職まで務めていた男子。

リアル・出来杉くん(©ドラえもん)みたいな影ちゃんは
同い年なのに しっとり落ち着いて安心感があって
姿勢はよく「趣味は社交ダンス」なんて
ハタチ前後の男子とは思えないことを言っていた、
とっても透明感の高いコでした。


その後、年賀状のやり取りとか、誰かの結婚パーティーとかでは会ってたけど
社会人になって10数年、
今年のお正月にもらった年賀状は、
影ちゃんの律儀な字で、謎かけのような言葉が書かれていた、


『投資事業に加えて、コーヒー店の経営、NPOの代表と
 不思議な人生の展開を楽しんでおります!』



…は???


そしてひょんなことからその、店とやらの名前が分かり
あまりに面白そうだったので、先日 出かけて行ってみました。
駅からすぐにあった
【クルミドコーヒー】
"こどものための、大人の物語"とキャッチが付いているこのコーヒー店は
JR中央線の西国分寺駅からすぐの所にあります。
なぜに西国分寺?と思ったら、影ちゃんの生家があった場所を改築して
つくったからだそうだ。

【クルミドコーヒー】は、水出しで6時間もかけたコーヒーが飲めたり
子供の背の高さじゃないと気づかない仕掛けがあったり
テーブルの上にあるクルミが食べ放題だったり
とにかく、不思議なコーヒー店だ。
入ってすぐの吹き抜け 子供しか入れない小部屋
50年つづくストーリーを目指しているから
肩ひじも張ってないし、時間に追われてる感じもない。
ヒトとヒトの間にコーヒーがあって、クルミがあって、会話がある感じ。

私がおじゃました日は定休日だったんだけど
店内でコーヒー教室をしてたり
私の前にも、同じAIESECの別の大学の先輩が遊びに来てたりした。
数年ぶりの影ちゃんや、初めての先輩とも
小さな籠に入ったクルミを割り割りしながら
ほのぼのおしゃべりできるのは、なんだか不思議
目の前の でっかい木目のテーブルみたいに、どっしりして落ち着く。

誕生した経緯なんかは コチラ をみていただくとか。

全部な味
クルミド"カフェ"じゃなく、"コーヒー"と名付けたのは
「コンセプトで売るカフェではなく、
 じっくり本物のコーヒーを味わってもらう空間にしたかったから」
とのこと。
出来てまだ1年半なのに、なぜだか懐かしい感じがする。
子供には子供の、好奇心や味わいがあって
大人には大人に必要な、時間や苦味がある。

そう、時間をかけて淹れたコーヒーは
札幌で焙煎したコーヒー豆を使っている とのこと。
豆本来の香りというか、豆の皮まで感じられるような
とにかく全部な感じの味がして、口の中でイキイキとふくらんでいった。

生家を壊して、新しい建物にして
内装を自分たちでやったり、家具を探してきたりして、作り上げた場所。
なんだか昔からある山小屋か、古い図工室みたい。
説明してくれる影ちゃん

今度、影ちゃんも出演することになったお芝居
『檸檬の白い帖』 に ちなんで出される
新作のレモンケーキも食べさせていただきました。
相当さわやかで、美味ーーー
期待以上の味

とにかく空間がアメージングで
定休日でお客さんがいないのを幸いに
写真ゴコロのない私まで、あちこち見てバシバシ撮ってしまう
でっかい人形はもちろん、ちゃんと使える くるみ割り人形。
椅子も小さい



ちなみに建物の上は『コレクティブハウス』というスタイルの集合住宅で、
それぞれの個室のほかに共用キッチンや共用スペースがあって
住民が集まって暮らす、長屋みたいな生活ができる住居スペースになっているらしい。
影ちゃん自身も
「一緒に旅行に行ったりして、
 他人の子供でも叱れるようになったのはオドロキ!」
って話していた。
コミュニケーションを生み育てる住宅って、おもしろいね。
建物の断面図は、こんな 感じ。


学生時代と変わらない透明感で、まったく違ったことをしている影ちゃん。
いつかお客さんが、自分の子供が生まれたら連れてきて
そのあと何代になっても、変わらずにあってくれる場所になったらイイね

もし中央線で西側に行くことがあったら、ぜひ一度、
この物語を覗いてみてくださいね

Comment

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あら素敵
不思議で素敵な空間ですね~。
このようなコンセプトを考えるだけでもすごいのに実現させて
しまうのはもっとすごいわ。
ゲスト | URL | 2010/03/03/Wed 08:28[EDIT]
>ゲストさま
そうですねー!
具体的にイメージするのも大変なのに、
それを実際に形にするのはカッコイイ☆
それでも、ベースにあるのは、やはり 思いやり だった気がします(^-^)
Lee | URL | 2010/03/06/Sat 15:56[EDIT]
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