毒にも薬にもなる人生が目標のLeeの「別天地」

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たまには殴りこみにでも
今日は長いよー。ヘビィよー。いや、ヘビィに書く気はないけどね。

昨夜は妹と、
父親の元(現役かもしれないけど)浮気相手の店に
前触れもなく行ってみました

ことの起こりは、妹からのメールで
「母親が『無言電話が自宅と携帯に頻繁にかかってくる』
 『深夜に番号通知のものがあって、昔の父親の手帳を調べたら
  3年前のオンナの番号だった!』といって怒り狂ってる」
との連絡が入り、正直、めんどうだなー、と思った。

この"3年前のオンナ"というのは
ジッカの隣の駅で飲食店をやっている人だということで
当時、ジッカの前に人を雇って張り込みさせてた、という話を
母親から聞いたことがある(もっとも母親の妄想の可能性もある)。
母は、着信のあった番号に掛け直したが、相手が無言で通した、
だからこれから警察に言って訴えてくる…という趣旨だったらしい。

いやはや、めんどうだなー

ちなみに、私の父は、マジメという生地に努力家を何度も練りこんで
窯に入れて細長く焼き上げました、みたいな人なんだけど
子供に見せるやさしい顔と違って、母から聞く父親は逆ギレキャラ
女性問題が数年おきに湧き上がる。
だらしないんだか、母親が勘ぐりすぎなのか…。

とにかく、この状況に妹がうろたえていたので、
とりあえず電話をかけて落ち着くように言って
聞き出したというオンナの店の番号をきく。
検索すると、お店の場所はあっさりと分かったので
ま、こりゃイヤガラセしかえすのも愉快かなー、と思い
妹と一緒に連絡もなく(もちろん父母にも予告なく)
店を訪れることを決定。電車で向かった。

店は、私たちが子供の頃よく遊んだ公園の近くにあったので、すぐに分かった。
母親からは「スナック」と聞いていたらしいけど
(確認だが、私は今回の件は知らされていないことになっているので
 すべて妹からの情報が頼りになっている)
実際にはカウンターだけの小料理屋だった。
ハーフパンツにヒール靴の私と、金の短髪にストライプシャツの妹、
引き戸を開けて中に入ると、客は白髪のおっさんが1人だけ。
カウンターの中に、「いらっしゃいませ」と
なかなか美人でショートカットの40代くらいの女将が1人。
安藤優子さんをやさしくした感じ。
ま、この人だろうね。

べつに入ってすぐに啖呵を切って 修羅場っても良かったんだけど
なまじ客が1人で年配となると、
横で名乗ってるとおっさんが父の知り合いかもしれないし、と思って
カウンターの端に姉妹で座る。
女将はおっさんと世間話をしていて
私は、このおっさんが帰るまで静観することを決意。
妹と朗らかに雑談などして時間を潰す。

店に入って40分くらいでおっさんが帰っていった。
見送って戻ってきた女将に、私がにこやかに
「お一人でやってらっしゃるんですか?」と尋ねると
「そうなんです、最近は1人で十分まかなえるものですから」と答える。
間違いない、この人だ。

女将はカウンターの中に入って向き直って挨拶を始めた
娘さんたちですよね? この度は本当に申し訳ありません。
 お父さまからお話をよくうかがっていたので」
と言って頭を下げた。
ふ、やっぱり分かってたんじゃないの。

オンナの話を総合すると、こうだ。
 オンナの妹から『携帯の番号が変わった』という連絡をもらって
 自分の携帯のにある見覚えのない番号をプッシュしたら
 それが、ウチの母親の携帯だった。
 間違いにせよ、潔癖なお母様には申し訳ないことをした。
 きょう、留守電に地元の警察からも伝言が入っていた。
 明日にでも、説明をして謝りたいと思っている。


いや、それってあんまり理屈が通ってないでしょ?
そもそもなんでウチの母親の携帯番号が入ってるのよ
なんでコールバックしたときに無言だったのよ?

オンナはウチの父親との"馴れ初め"まで話し始めた。
女手ひとつで娘2人を育てたオンナが
 娘たちを無理してでも私立の学校に入れたい、という話を店でしたときに
 客のほどんどが理解しなかったが、父親だけが擁護してくれた。
 相談に乗ってもらっているうちに誤解を与えたこともあった。
 今はもうなにもない

とも言っていた。

"今は"って言ってる時点で、昔はなにかあったってことでしょ

とツッコミどころは満載だったけど、
別に私は論破しに来たわけでもないので(目的は別にあるのよ)、黙ってきいていた。
私も妹もあくまで朗らかに話し続けた。
私は微笑をたたえたまま付け加えた
「ただ、父が教育について熱心になにかを語ったとすれば
 それは間違いなく、母からの受け売りですよ。
 私たちを私立に入れるように父を説得したのは、母でしたから」

店に入ったのが夜9時すぎで、店を出たのが11時前、
結局、瓶ビール代を払って私たち姉妹は店を後にした。
ずい分 語らったもんだ。
店から駅までの道で妹は
「話し方はまっとうだし、意外とイイ人だったね」なんて話している。
けれど
私はそうは思わない。
きっとあの人にも、自分を守るためだけのドロドロの部分がある。
自分さえ寂しくなければ、他者を傷つけても仕方ないと思っている部分がある。

私たちが帰った後、あの人は落ち込んだろうか、塩でも撒いただろうか。

私は、家族について絶望しているけれど、
血はつながっていること、彼らの創作物として32年(妹は30年)
存在しているという事実を、オンナに見せたかった。
オンナがどう逆立ちしたって達成することはできないものを見せつけたかった。
真実がなにか、なんて 私にはどうでもいい。
ただ一言だけ出がけにオンナに言い放ってみた
「オトナである当事者の1人1人が、
 なにが一番恥ずべきことかを考えればいいと、私は思っています」



帰りに、妹と私は深夜も空いているカフェでパスタを平らげて帰った。
私らだけは、いつまでも家族でいたいと思う。

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| | 2005/10/21/Fri 23:48[EDIT]
No title
ふ~む、、、、、(・・)
このくだり↓

マジメという生地に努力家を何度も練りこんで
窯に入れて細長く焼き上げました、みたいな人なんだけど
子供に見せる顔と違って、母から聞く父親は逆ギレキャラで

ワタシも、身に覚えがあるなあ~
我が家の場合は、「子供に見せない」というところが外れていましたが^^;

クソ真面目で、ジブンをギリギリまで自ら締め上げて、あげくに些細なことでキレるパパでした。うちのも。
浮気、はしていたかどうかわからないけど。。。。。

その女のヒトにとっては、Leeちゃんに話したことが、真実なんだろうね。
ダレでも、自分に都合のいいフィクションを混ぜ込んだ真実を生きているような気がする。

う~む。。。。。


ミフターハ | URL | 2005/10/21/Fri 23:55[EDIT]
No title
>g仔さま ★ありがとう。本当にありがとう。私も、好きやで!
madamlees | URL | 2005/10/22/Sat 20:45[EDIT]
No title
>ミフターハさま ★「ダレでも、自分に都合のいいフィクションを」生きている、って言葉、グっとくるねぇ~。私が切りとったこの夜のことだって、私側から見たフィクションであるかもしれないし、ね。
にしたって、長女ってタイヘンよね~(とミフターハちゃんに同意を求めてみる)。親との向きあいも、歳とともに変わっていく…はずなんだけど、ますます複雑化するLee家。はぁ~。。。
madamlees | URL | 2005/10/22/Sat 20:56[EDIT]
No title
特にわれらは、一般の日本人家庭とちょと違いますからなあ~^^;
お互いほどほどに。。(笑)

てゆうか、マジで親の老後(半分もう老後だけど)が心配ですよ。。。
親の面倒はコドモが見るって、法律上「義務」ってしってた??
ミフターハ | URL | 2005/10/23/Sun 00:53[EDIT]
No title
私がふんのびている間に、行動を起こしてたのかあ。
私はあんたが親や家族のことあれこれ言ってても、
結局は一番心砕いているなあ、と思ってたよ。
だから、今回の行動だったんやろう。
そして、そういう娘がいるということを、見せることの効果を、
あんたはよう知ってる、周囲のオトナよりも、大人やと思うよ。

でも、心の中のぐちゃぐちゃは、誰かには見せていいんやで。
あんたは、すべての場面で「長女」なわけじゃないんやから。

どこかの長女より。
yunyunpanda | URL | 2005/10/24/Mon 21:32[EDIT]
No title
>ミフターハさま ★それは親がちゃんと「親」をやってくれば、の条件付きじゃぁないのかしら??? むーん。
madamlees | URL | 2005/10/24/Mon 22:12[EDIT]
No title
>yunyunpandaさま ★おぉ、そうなのよー。ひとっぱしり行ってきた(微笑)。自分でもビックリするくらい、淡々と動いてたわ。こんなに頭脳で動いちゃう自分がコワい。
ありがと。「すべての場面で『長女』なわけじゃない」って、ココロに覚えとくよ…。
madamlees | URL | 2005/10/24/Mon 22:24[EDIT]
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